腹八分目は健康の元

やまびこ整骨院院長です。

健康には、良く腹八分目などと言うことを聞くことがありませんか。

昔の学者さんも、最近の研究でも腹八分目はいいみたいですね。

アメリカでも『長寿遺伝子』なるものが発見され、カロリー制限食が健康維持に重要であると発表されてるようです。

体の細胞で重要なものがミトコンドリアという、学校の授業にも出てきたことがあると思いますが、ミトコンドリアの働きというと、エネルギーの産生です。

活動の激しい脳とか肝臓、腎臓などでは、ミトコンドリアの数が多く、体調に合わせて増えたり減ったりします。

自動車で言えば、ガソリンで酸素を燃やして、機械エネルギーに変換して走ります。

人は食事で取り入れたブドウ糖と呼吸から酸素を利用して、ミトコンドリアで化学エネルギー(ATP)を作り生命活動を維持してるんです。

自動車は空気の取り込みが不足すると、不完全燃焼して、一酸化炭素などが発生して燃費が下がりますね。

人間は、過食を続けていると血糖値が上がり、ミトコンドリアが正常に運転出来なくなり、毒性の強い『活性酸素』を放出します。

『活性酸素』が糖尿病や心臓病、脳疾患、、がんなどの病気の原因になるんですね。

健康で正常にミトコンドリアが稼働していても、呼吸で取り入れた酸素の3パーセントは活性酸素になります。

ですが、このミトコンドリアはこの活性酸素を除去する機能があるんです。

ミトコンドリアは活性酸素を無害な『水』にしてしまう酵素、SOD、カタラーゼ、グルタチオンペルオキターゼなどを生成します。

しかし、過食を続けているとこれらの抗酸化酵素の生成が少なくなります。

ですから、『腹八分目』で血糖を正常に保つ生活習慣が重要なんです。

最近は飽食の時代と言われておりますが、人間は飢餓の時代も耐えて生き残ってきたんですね。

昔はがんという病気はなかったと言われています。最近の飽食による糖質の取り過ぎ(高血糖食)、共稼ぎや核家族化による、便利で簡単にできる食品添加物を沢山使った加工品の発達で、健康を害してるのではと思います。

自分も忙しいと言いながら、簡単に食べれる加工品を取ってしまうことは多々あります。

また、昔から1日三食を取りましょう、しっかり朝食も取らないと、元気が出ませんよなんて言われてましたが、実際は、三食は取り過ぎであるという方もおります。

これも現代栄養学上発展した考え方かもしれませんが、1日二食で十分なようです。

いつも感じることは、健康で長生き出来ればいいと思いますが、病気になって長生きはしたくはありませんよね。

皆さんも少しづつ健康に気をつけて健康的な体づくりを心がけましょう!

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