ウォシュレットの盲点に注意!

やまびこ整骨院院長です。

今日は、前回の免疫力についての続編で、ウォシュレットに
ついて話していきたいと思います。

人間の体は、全体的に常在菌に守られているんですね。

特に肛門あたりもその常在菌に守られてるんです。

最近は、どこのお宅にもウォシュレットが設置されてると思
いますが、このウォシュレットを使い過ぎると、肛門をドンドン
弱くしてしまう事はご存知でしたか。

肛門にも常在菌は存在しているんですが、この菌は皮膚の脂肪
を吸収して、脂肪酸を産生させ、皮膚を酸性に保って、病原菌
を寄せ付けないようにしてるんです。

そこに、ウォシュレットで気持ち良いからと言って、活きよい
よく長時間洗浄しているとその常在菌が減って、脂肪酸が洗い流
され、肛門周りが中性になって、逆に細菌感染しやすくなってし
まうんです。

皮膚炎、肛門湿疹や切れ痔の原因にもなります。

お尻の周りが痒くて、これは清潔にしてないからだと勘違いして
さらにウォシュレットで洗いまくっても治らないんですね。

ウォシュレットを使ってることで起きてる症状かもしれません。

また、あまりにも酷いと直腸まで細菌が侵入してしまうことも
あるので、もっと酷い症状になったりすることもあるので注意
が必要です。

大体、3〜5秒位あてればいいみたいです。水圧も弱めで。
また、毎回ウォシュレットを使うのではなく、何回かに
1回使うようにした方がいいようです。

また、ビデについても同じ事が言えます。

女性に大事なところも常在菌で守られています。

デーデルライン桿菌と言って、グリコーゲンをエサに、
乳酸を産生し、膣内を酸性に保ってくれてるんだそう
です。

その事によって、外部からの病原菌の侵入や増殖を
妨げてくれて、常にその部分を無菌状態に保ってるんです。

そこをビデで毎日のように洗浄してしまうと、デーデルライン
桿菌が減ってしまい、病原菌の侵入や増殖を促し、感染症、
膀胱炎、おりもの、かゆみの原因にもなります。

必ずしも清潔に洗いながせばいいもんでもなんですね。

潔癖症で石けんで手を良く洗いましょうとか言いますが、
あまりにもゴシゴシ必要以上に洗ったりするのも良くない
ですね。

体には大事な菌さんが病気侵入を防ぐ為に守ってくれてる
んです。

気をつけて使っていきましょう!

関連記事

  1. 甘いもの(言葉)には、気をつけろ!

  2. 痛みはそのままにせずに早めに対処しましょう!

  3. あのApple社の社長も指摘 長時間の座り姿勢は危険!

  4. 寒くても厚着はほどほどに!

  5. 圧迫は怖い

  6. 痛みは体に無理をさせない注意信号!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。